はじめに|副業の裏にある落とし穴
子育ての合間やスキマ時間を使って副業を始めようとした時、目に入ってくる「月10万円稼げる」「スマホ1台で誰でもOK」などの甘い言葉。私自身も何度か「これ、ちょっと怪しくない?」と感じたことがあります。実際、副業の情報には詐欺まがいの案件も多く、知らずに手を出してしまうとお金や時間を無駄にするだけでなく、精神的にも大きなダメージを受けてしまうことも。
今回は、私が実際に体験したことや調べた情報をもとに、副業詐欺を見抜くためのポイントをまとめました。
よくある副業詐欺の手口
副業詐欺にはいくつかの共通したパターンがあります。
- 初期費用を請求される
→「登録料3万円で特別案件に参加できます」など、謎の費用がかかるもの。 - 「誰でも稼げる」「確実に儲かる」などの過剰な表現
→そんなうまい話、本当にあるなら自分でやってますよね…。 - LINE登録や個別メッセージに誘導してくる
→情報をLINEや個人チャットに誘導し、圧をかけてくる手法も多いです。 - 実績の捏造・有名人の無断使用
→スクリーンショットや芸能人の写真を勝手に使って「信頼感」を演出する場合も。
詐欺を見抜く3つのチェックポイント
では、実際にどんな点を見れば怪しい副業を見抜けるのか?以下の3つのポイントをチェックしてみてください。
1. 特定商取引法に基づく表示はあるか?
合法なビジネスなら必ず「運営者情報」「責任者名」「所在地」「連絡先」などの記載があるはずです。これがないサイトは、最初から信用しない方が安全です。
2. 初期費用の有無と説明の透明性
「無料」と言いながら登録後に「詳細を見るには有料です」というパターンは危険。お金がかかる場合、何にどれだけ必要かが明確にされていないなら要注意です。
3. 連絡手段が公式でない、個人的すぎる
GmailやLINEだけの連絡手段で、会社の電話番号やドメインのメールがない場合、運営者が誰なのか特定できずトラブルの際に逃げられるリスクがあります。
実際に私が見かけた怪しい副業例
- 「広告を見るだけで収入発生!」→登録後に高額のツール購入を勧められた。
- 「毎日5分で10万円」→LINE登録後に動画セミナーへ誘導、その後有料塾の勧誘。
- 「スマホ1台で稼げる」→副業内容が曖昧で、詳細は有料コースに入ってから。
安心して始められる副業の選び方
詐欺に引っかからないためには、以下のような選び方が大切です。
- 実績のあるサービスを使う(クラウドワークスやココナラなど)
- 初期費用がかからない副業から始める
- 収入の仕組みが明確であること(例:記事を書いて報酬を得る、時間単位で作業を受注するなど)
また、口コミやレビューを検索する癖をつけると、他の人の体験談から危険を回避しやすくなります。
まとめ|副業は焦らず、少しずつ始めよう
「今すぐ稼げる」には裏がある。副業で大切なのは、安心して続けられることです。子育て中の忙しい日々の中だからこそ、大切なお金と時間を守るために慎重に行動したいですね。信頼できる方法で、少しずつスキルや経験を積んでいけば、確実に副収入はついてきます。
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